ポジティブな退職理由は面接では通用しない?
転職面接のハウツー本や記事を見てるとやたら目につく
「決してネガティブな退職理由は言ってはだめだよ
ポジティブな理由に変換してアピールしてね
あとは、別に前向きな転職理由がきっとあるはずだから、それを言うのもオッケイ
Let's キラキラ前向きポジティブ☆」的なやつ
正直、人事には通用しないです
ネガティブな退職理由を、言葉を上手いこと変換させてポジティブに表現しても意味ないです
なぜかと言うと、人事はその表現をネガティブな元の理由に戻して解釈するからです
なぜそんな解釈をするのか
それは、100%前向きな退職理由なんて存在しないと思っているからです
経験上、人が退職して転職活動をする時は、必ず何かネガティブな要素があってこそです
たとえ数%でも絶対あるはず
なので
「今の会社には全く不平不満は無かったのですが、今までの経験を活かして更にフィールドを拡げていきたいと思い転職活動をしております☆」
なんて言うのは、全然信じてません
それだけじゃないっしょ
他にも理由があるでしょってなるわけです
それはつまり、あなた隠してるよね?という評価につながります
それよりも本音で話をしてくれた方が、好感が持てます
「会社が倒産しました」これは完璧クリア
「上司のパワハラ」いいと思います
「給料が安い」これはもうちょい説明が必要
「年功序列で賃金が決まっており、しかも総じて賃金が低水準」ならオッケイ
「毎月残業100時間」納得です
みたいな感じ
なので一番良いのは
前向きな転職理由80%プラス本音の退職理由20%くらいです
人事が聞く退職理由は、減点のみで加点は無い質問です
どんなにキラキラ前向きポジティブ理由でも、採用においてプラスは無い
それであれば、本音も話して減点なしを狙うのが良いと言う結論になります
【補足】
逆に言うと、本音を言えない退職理由で退職して転職活動をするのは、やっぱりちょっと待った方が良いです
「仕事がつまらない」
「希望した部署にいけない」
「嫌いなお局がいる」
みたいな理由は、このままだと減点になります
ここはもうひと努力して、退職理由で言っても減点にならないレベルまで昇華させてから転職活動を開始した方が良いでしょう
それではまた