人事のプロが語る職場のストレスが楽になる超実践

人事の(個人的)本音をひっそり語ります

職場の雰囲気が悪くて出社したくない時の具体的な対策

雰囲気の悪い職場って必ずあります


原因はいくつもあるのですが、今回はその原因がパワハラがちな場合の具体的な対策を見ていきます

 

パワハラがちな職場にありがちなのはこんな感じ

・その部署の長が異常に気分屋
・だいたいいつも機嫌が悪い
・でもメチャクチャたまーに機嫌がいい
・でもすぐ機嫌が悪くなる

 

・その下にいる中間管理職も、長とだいたい一緒の行動パターン
・他の部下がいる前で大声で怒鳴る
・でも最近はパワハラを意識して暴力は振るわない
報連相をしにいっても、いちいち聞いてくんな!と言われる
・でも聞かずにやると、なんで聞いてこなかったんだ!と言われる

 

・誰かが怒鳴られても、他の部員は知らんぷり、見てみないふり
・部署がチームとして成り立っていない、基本的には全て個人プレー

 

どうでしょうか。思い当たる職場ありませんか?

 

私もこんな職場にぶち当たったことがあります
なんとかしたくてググってみたけど、出来そうな解決策はありませんでした

 

だいたいは「まずは自分の考え方をポジティブに変えましょう」的なやつ
いやそれが出来ればやってるし
出来ないから解決策を探してるんだけど

 

結論、基本的にそういう職場自体の雰囲気は変わることがありません
雰囲気を作っているのはその部署の長であり、中間管理職であり、あなたの他の社員だからです
他人を変えることは出来ません

 

なので、職場全体の雰囲気が悪くてどうしても出社したくない状態までいっているのであれば、転職活動を開始してください
メンタルやられる前に、逃げてください
あなたの親、兄弟姉妹、友人に「もうちょっと頑張れ」って言われても、関係ないです
あなたのメンタルの状態は、あなたが一番良く理解しています
同じ状況下に置かれても、メンタル耐性は人によって違います
他人の言う事を真に受けてはいけません

 

だけどその前に、ひとつだけ対策をしてみてください

それは

 

全力で会社にチクること

 

これです

 

今起きていることを、文章にして会社のしかるべき所に提出してください

うまくいけば、あなたの職場の環境が変わる可能性があります
ダメ元ぐらいの気持ちでやってみましょう

 

文章にする際の注意点はこちらです

 

・出来るだけ客観的な事実を中心に書くこと


・その事実は、ひとつひとつの事案について詳細に書くこと


・詳細にとは、より具体的に書くこと


・例えばあなたや他の方が怒鳴られたのであればいつ、どこで、だれが、何について、どのように、どんな表現でまで書くこと


・事案はある程度集めて、件数のボリュームを出すこと


・あなたの感情も書くべきですが、それは最小限に抑えること


・労基に相談するかもなど、会社を脅迫するような内容は書かないこと

 

完全なブラック会社でなければ、会社が動いて改善に乗り出す可能性があります

 

これは、会社のしかるべき所で働いている私からのアドバイスです
このような文章だと、解決策が見つけやすく動き易いのです

 

これで何も動きがなければ、その会社は腐っているのでサクサク転職活動に乗り出しましょう

 

それではまた